下記、記事で7-8月にREITの値段が乱降下しているのはヘッジファンドの短期売買だとの記事がありました。
7月は短期売買筋が来てたとブログで書いたが、だいたいあってたみたい。
日付、個別銘柄検証してみたい。
ヘッジファンド、REITを翻弄 投信決算の隙狙い短期売買:日本経済新聞 https://t.co/Rho2dUJ8jN
— Takayama.O (@takayama70) August 25, 2017
以前、7月から短期売買が来ている様に見える。と記事で書きましたが、理由は
・7月は行ってこいの相場なのですが、月中旬に落ちて月末に戻した。
・7月全体の各売買の出入りを見ると全体としては投信は安定して流出していましたが「その他金融」「海外投資家」が買い込み全体としての流出は6月よりは改善しています。
下記は「あまり相関が見えなさそうなので検証しない」と思ったのですが、下記記事を見て個別でも相関があるかな。と思って耳ました。
「乱高下しているAPIも投信の保有比率が高い。REITで運用する毎月分配型投信では国内最大の「J―REIT・リサーチ・オープン」が最多となる資産の6%(7月末時点)を振り向けている。このためファンド勢の決算日を狙った取引が特に集中している可能性がある。」 (上記、日経新聞記事から引用)
どの位売られる可能性があるのか?
仮説で「REITの時価総額投信の6つ = 時価総額1兆3800円位 = 市場全体の12%位」の銘柄TOP10だけ引っ張ってみました。
投信は分配金金額の時価総額に占める割合でインパクトが出るので、利回りは手数料としてREIT利回りを3.0%として、値動きなしがない場合の売却インパクトとして推測値を出します。
これだけでも売り圧力が100億近くあります。
上記の6つの投信のトップ10銘柄のみ総和して、分配日毎に、各銘柄を出して、その銘柄の売買推測金額・及び割合です。
残念ながら相関は見つけられず。
記事に指定のあった、「アクティビア・プロパティーズ投資法人」は上記6つの投信での分配金は17日だけで、その前後の値動きを見ました。下記アクティビア(青)と、REIT指数のETF(赤)の比較です。指数とほぼ方向で動いていますが、特に単に最近のAA銘柄トレンドと変わって見えないです。17日前後云々というのはわからないです。
時価総額に対してインパクトが大き目の、ユナイテッド・アーバンやオリックス投資法人等もチャートチェックしましたが見受けられませんでした。
攻められそうな個別銘柄はなかったので、高配当REITの配当をウォッチしながら、9月には7-8月同じ、14日に向けて下降していくのかウォッチして、下がってAA格付け5%、A格付け6%、無格付け7%を基準に拾いに行きたいと思います。
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