今年の教育費見込みについて

我家の教育費はザルです。

我家は妻が私立育ちのせいか「子供は私立に」という意向が強く、「教育費は必要だからしょうがない」という傾向がありました。良く言われる「教育費は聖域扱い」という状況です。

だから「教育費にこんなにかかってます❕」と言っても、事業自得というか、他の家庭に当てはまる訳ではないです。

僕は、マンションを都心のオフィスから1時間程の場所に中古で購入しており、ローンを既に完済しています。この分の余裕が、教育費に関して寛容になってしまった、というのはあるかもしれません。

今年の教育費見込みは年間約285万円

妻の家計簿を曰く、今年の教育費用見込みは約285万円です。(´・ω・`)

月に均すと23万7500円です。

これって月給30万円近い人の手取り金額位に相当します。わかっていましたけど、我が家にもこんな日々が来てしまいした。

内訳を見ています。

 

膨れてしまった大学受験料及び諸経費 約44.5万円

息子が今年大学受験でした。私立理系志望で、結局8大学、13学科受験しました。多い方だと思います。

1月にも息子が「受験校を増やしたい」と相談に来ましたが、即答で「お金は気にしないで受験して良いよ。」と返事をしました。父親ができるのは最後は、お金を出すこと位なんです。また、高校側が「合格実績数」を稼ぐためか「多数の受験してください。」という圧も若干ありますね。

ざっとですが、受験料は下記程度です。

  • センター試験受験料 18,000円
  • センター試験私立併願受験料 3大学5学部 計約55,000円 ( 複数学部の割引有)
  • 私立大学受験費 308,000円程度 6大学9学部
  • 国立大学受験費 17,900円

国立は地方だったので、新幹線代金や宿泊費用やらで29,000円程かかりました。

また速達書留で願書を送ったりで7600円程度です。

金額は多い方だと思いますが、1つの試験で、お金さえ払えば複数の学科を受講できる学校があります。そうすると難易度が高いところ、低いところで併願したりします。

センター試験では私立大学も申し込めますので、合格しそうなところにお金を積んでおくと合格可能性も上がります。

同じ大学で複数回受験できますので、受験料も膨らみがちです。例えば「工学部」「理工学部」を2つ受験する様なケースです。聞いた例だと「専攻は絞れないが早稲田に行きたい!」という人が政治経済学部、法学部、商学部を受験すれば35,000円×3 = 105,000円です。

こうやってビックリ金額になってしまいました。

結果は、理系で数学が水物なので、当たり外れは出るとは思っていましたが、第一/第二志望に無事合格。第三,四,五志望は不合格、第六、七志望に合格、第八志望に不合格、後は合格と言うかなり凸凹のある結果でした。

親からすると「合格して良かった。浪人しなくて良かった、受験料をケチらんでよかった。」と自己肯定しますが、こんなに必要ないんでしょうね。特に優秀な子供の場合は。

 

大学1年の学費 約170万円

1年前は入学金が20万円~30万円程発生します。これに「鬼の私立理系の学費」が150万円程です。

入学式も中止になり、コロナで「オンライン授業」が続いています。ビデオを流しているだけの授業も多く毎月15万円、一日あたり5000円も払ってるかと思うと納得感があんまりないですね。

また、私立大学は早慶だろうと日東駒専だろうと、Fランだろうと、ほとんど学費が変わりません。地元の国公立に通える学力と環境を持ち合わせなければ、どの程度の費用をサポートをするのかは、多くの親が悩むポイントだと思います。

 

娘の私立中学の学費 74万円

現在中2で、学費が48万円程です。これに加えて毎月1万円の修学旅行積立代金、月9000円程度の定期代になります。これに加えて何かとある学年諸経費等を入れてこの金額見込みとなります。

入学年は入学金や制服代等がかかりますので、年間100万円程度かかりましたので今年は昨年より月平均にすると2万円程度出費が少ないです。

 

上記以外のもの 10万~20万

細かく言えば、娘のピアノのレッスン料や、部活の活動費。

息子の高校三年生時の塾代金は昨年末に払い終わっていたので含まれていません。

息子の定期代もまだ入れていませんでした。息子が大学で利用するPC (Mac Proで20万円程)は頂いたお祝い金で購入しました。

 

投資とかやる余裕は、、、、

これが今年だけでなく、後3年、大学院に進学すれば5年続くのです。

これでも「一人暮らしにならずに良かった。」と思います。もし、そうであれば、これに家賃や家具家電、仕送りでプラス150万円程度の出費が加わります。

地方から都内私立大学に子供を二人送りだすと年間500万円~600万円になるという記事を読んだことがありますが、平均的なサラリーマンでは不可能な金額ですね。

平均の「生活費+教育費」をキャッシュアウトと考えると、月給から算出するキャッシュフローは、マイナスになります。

我家は蓄えた資産からのインカムゲインで150万円程あるので「長男の学費分」位は工面できます。ですが、配当再金の再投資も停止は止むを得ないかな、と思い始めてます。

また、教育費用でキャッシュポジションが削られる事を見越して、大学に合格した2月位に株を売っておけばよかった。と若干後悔気味ですね。

ボーナスと手元のキャッシュを見ながら、リスク資産の縮小しなければいけないか?を考えたいと思います。