今年は米国ETFの購入を始めました。「ETFを購入し、米国市場に興味が湧けば個別株も買うだろう」と予想していましたが、初米国個別株でAmazon(AMZN)を買いました。
僕の投信方針は、高配当株や増配株で、ETFであればHDVやVIGをメインに購入する方針にしているので全く反します。Amazonは配当がありませんしキャッシュフローは良いですが利益率は非常に低いです。
購入理由は、Amazonが既存産業に浸食していくスピードが早く、ETF持ちの僕ですら、自分の所有する高配当株、増配株には比較的伝統的な産業・企業が、Amazonに負けて沈んでいく企業もあるか、と想像したら怖くなってしまい、「高配当・増配株のヘッジのため」と支離滅裂な理由で自分を納得させて買いました。
Amazonは恐ろしいニュースが多すぎる。
今年もいろんなニュースがありましたが、自分でTweetしているの抜粋です。
アマゾンのPrime会員、米国で8500万人に到達 https://t.co/NrH4KIiC8r @JBpressから
— Takayama.O (@takayama70) July 13, 2017
Amazon会員が8500万人ということです。これにPrime VideoやPrime Musicが付いてくるのです。別のニュースで「ケーブルTVの加入者数も抜くのも時間の問題」と言われていて、他社の月額課金サービスは厳しくなってくることが想像されます。例えば「個別株購入でAT&TやVerizonを検討」している時、彼らが持っている「固定回線との抱き合わせサービスに影響がある」とか、「VerizonはHomeHubを販売していますがAmazonにはすでにAlexaデバイスで勝負がついている」とか通信株ですらAmazonの影がチラついて見えます。
Amazonがプライムサービスをフードスタンプ受給者に割引の発表しウォールマートの株が売られたそうだ。
フードスタンプ受給者は全米で約4500万人程度もいるが、Amazonでフードスタンプ使えるんだね。スゴすぎ。(´・ω・`)https://t.co/NjBGo5tCN4
— Takayama.O (@takayama70) June 6, 2017
こちらも気になりました。ホールフーズで中間層向けのスーパを買収する一方で、フードスタンプを使う貧困層の客はウォールマート等で買い物する顧客を取り込む施策です。攻めてますね。
小売り以外にも、物流や不動産にも進出するとか、電子書籍はKindleがほぼ独占であったり、Amazon EchoやDotが爆発的に売れている事実等ネタには事欠きません。
打診買い
僕は個別株は国内外10-20万位で今は買っていますので2口22万円です。理想は999.99ドル約定したかったのですが、999.90でした。999.93とか999.94みたいな中途半端より良いです。今後、「昔三桁で買えてよかった」と思えるか、「4桁近くで高値掴みをした。」となるかわかりませんが。続きはとりあえず決算とBS位は読んでから考えてたいと思います。
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