Twitterで見てキレイだったので、REIT市場の全体像を見るために真似をして作ってみました。
・縦軸はNAV倍率で上に行くほど小さくしています。
・横軸は利回りです。
・バブルの大きさは純資産額を示しています。
純資産額が高ければ安定しやすいと一般的には判断されます。
一般的には右上に行くほど「割安」な可能性があります。
しかし、株と同一で「成長見込みがないので低NAV/高配当で放置」というのはあります。
全体像
こちらが全体像です。時価総額が高いREITが3~4%でNAVが1以上でまとまっています。
一方5%を超えてくるREITは時価総額が小さいものばかりです。
REIT指数全体が4.2%というのもよくわかります。
左下は優良REITと言えるのですが、今の市況だと手を出し辛い気がします。
全部を1枚で表示するのは困難でしたので格付けで分けます。
JCRの「A格付け(A+/A/A-)、及び無格付け」のREIT銘柄
時価総額に相関してNAVと利回りがあがっていく、左下から右上への比較的キレイな線形が見えますね。
- 「スターアジア」は一時売却益による高配当なので特別扱いでよいです。
- インヴィシブル法人はA格付けの中で、分配金増があり割安ゾーンに動いてきた様に見えます。
- また左上ゾーンは「放置されやすいゾーン」になりがちなので注意が必要かと思います。
JCRのAA格付け(AA+/AA/AA-)
低格付けと比較して相関がないです。日銀のせいなのか歪んで見えます。
最近上場した「三井不動産ロジスティックパーク」はLTVが低いとは言え大人気ですね。
4%前後でNAVが1.1倍超えだと「割高ゾーン」に見えて下げる余地がある様に見えます。
個人的には高分配金狙いという意味だとAA-でイオンが5%超えたら少しチェックしたいです。
R&Iの格付けのみの銘柄
JCRの格付けを未取得でR&Iの格付けのみ取得している銘柄です。
これも一番左のジャパンリアルエステートがAA、右のMCUBS MidcityがA格付けで、他がAA-ですので格付け純にならんでいます。
チャートだけを見ると「日本プライム」が割高に見えます。R&Iの格付けの方がJCRより評価が高く見えます。
全体像と特徴が出ているREITを概要把握するのに少し役立ちました。また暫くしたらチェック・活用してみたいと思います。