マネックスで購入できる米国以外のADR株(高配当順)2018年5月更新

米国以外の銘柄に投資する場合、米国のADR(米国預託証券)では、銘柄数は限られますが米国株と同じ、安い手数料で米国以外の株を購入することができます。

NY市場で購入できることから、一定の情報透明性・財務健全性が求められるので、世界的な優良企業が多く一次スクリーニングはされているとも言えます。

「マネックスで購入でできるADR株」のスクリーニングツールがないのでADR銘柄をチェックしました。高配当順番に並べています。(2018.5.15更新)

ベースは、Spreedsheetsを使ってますが、データはfinvizから取ってきています配当予測とその時の株価から計算しています。配当性向EPSでなくもPERと配当率から計算してるのでずれることがあります。

参考程度にして下さい。

 

参考に僕の所有銘柄

僕は高配当好きですので少額ではありますが下記を所有しています。

今のところ減配は起きていないですし、米国ETFよりも成績は良いです。

  • ロシア モバイルシステムズ(MBT)
  • オーストラリア ウェストパック銀行(WBK)
  • 英国 HSBC、GSK、BP、RIO

また高配当狙いではないですが下記所有しています。

  • 中国 アリババ(BABA)
  • インド Infosys(INFY)

 

高配当ベスト10 (2018/5)

ティッカー 国籍 Estimated Yield
SBGL シバニェ・ゴールド 南アフリカ 14.64%
VEON  ヴィンベル・コム オランダ 13.03%
BBVA  ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行 スペイン 9.73%
GFA ガフィーザ ブラジル 8.92%
MBT  モバイルテレシステムズ ロシア 8.69%
CIG ミナスジェライス電力 ブラジル 7.43%
WBK  ウェストパック銀行 オーストラリア 6.55%
VOD  ボーダフォン イギリス 6.40%
GSK  グラクソスミスクライン イギリス 6.37%
PHI  フィリピン・ロング・ディスタンス・テレフォン フィリピン 5.75%

 

コメント

 

1位 シバニェ・スティルウォーター

2位 ヴィンベル・コム(VEON)

3位 ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA) 

この辺は、前回チェック時にはありませんでした。2018年から取り扱いが開始された銘柄です。年利10%以上というのは、配当性向100%でもPERは10以下ですので、何倍に増収すればありえなくないですが、安定した増配企業ではまずありえませんので、タコ配当・来期減配の匂いがします。

第1位は南アフリカのSBGLSibanye-Stillwater シバニェ・スティルウォーター)は、金鉱会社ですが調べたことのない会社です。少なくとも金鉱トップランクの企業の印象はないですし、トレンドとしては南アフリカの金産業は採掘コストが高く競争力が落ちています。マネックスのリストはStillWaterを買収前の企業名のままで、現在は英国の Lonmin を買収する方向で動いています。

「配当利回り14%って流石にウソで、減配前提だろ」と思いました。合併で決算数字も変わっていますし、会社のIRを見ても配当方針等は特に明示がありませんでした。ですが検索するといくつか記事がでて来ますね。

 

5位 モバイルテレシステムズ

配当性向100%以下で配当を続けている企業としてトップに収まっている僕の所有銘柄です。ロシア株ですので値動きが荒っぽいのと、中期計画が今年で終わるので配当性向方針が変わるリスクがあります。ですが、買値から20%位増加してますし、NISAで買っているので気にせず放置します。

 

8位のボーダフォン

利回り6.4%で少し気になります。一時期買おうとして悩んでました。米国企業の様に外国税がかからないのが良いですし、ボーダフォンも現在23年間の連続増配中です。

 

圏外 ロイズ銀行

圏外ですが、英国のロイズ銀行が購入可能になってました。利回り4.7%となかなかです。英国の銀行とかいかにもEU離脱で株価落ちてそうですね。

下記、全リストです。15分~20分間隔で更新されます。

RDS.BがTickerがRDS-Bと扱うサイトがあり、動きません。全体として、安定して動かない箇所もあるのご容赦下さい。


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