モバイルテレシステムズ

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MBT1.1#N/A0#N/A

モバイルテレシステムズはロシアの最大の携帯電話のオペレータでCIS地域(ウクライナ、ウズベキスタン、ベラルーシ、アルメニア、トルメキスタン)で1億人以上の加入者を抱えています。NTTドコモが7200万で、ベライゾンが1億4千万程度に匹敵しますが、そのお国柄と収益性から時価総額は8.56B$(約1兆円)と、NTT DoCoMoの1/10、ベライゾンの1/25程度です。ニューヨーク市場にADRで株式の50%を公開していて大株主にモルガンスタンレーがいます。配当方針に釣られて少々購入しましたが、海外、マイナー銘柄のため決算やニュースがあってもチェックを忘れるのでページを作成してみました。


Google Finance   (2017.1.8現在 株価 9.2$  PER 11.92 配当実績 8.67% )

Mobile Telesystems Finantial Report  ( last report 11/30/2016)a

Mobile Systems Divided Policy


決算見込み2016年12月で増収減益見込みで出ています。流石ニューヨーク市場で買えるだけあり、情報開示も英語で大変わかりやすいです。ルーブル高はプラスに作用していますが、ウクライナの原価償却、減収等の要因があります。このウクライナって紛争問題で設備が壊れたなのかな?なんて想像してしまうとちょっと複雑な心境です。

配当はルーブル建てです。配当率は8.67%(2016.1.7現在)、配当性向は実績で約87%になります。減配リスクはありますが配当方針で40RUB/年をコミットしていて、ターゲットを52~54RUB/年程度に程度2016年~2018年まで現状を維持する方針と発表しています。

ウクライナ問題から経済制裁に加えた原油安でルーブル安に影響を大きく受けて下落した後、原油高/ルーブル高で戻していましたが、その後8月の決算が悪かったことで、株価が下落しました。その後トランプ政権発足後に上昇しています。過去52週の値動きは5.14~9.66$とかなり大き目です。

少額ですが2016年にNISAで180株程購入しています。ロシアのLTE普及やCISでの3G整備、スマフォの伸びの中で期待していた程収益が伸びません。各国の成長率が厳しく、経済制裁下で新規設備投資も厳しく収益率を大きく伸ばすのは厳しいのだ感じました。ロシアネタは結構スキなのでニュースを読むきっかけにもなっています。

Mobile Telesystemsの株価(ルーブルベース)


Chart von finanzen.net

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