SBIも作ってみました。
SBIはリストが自動取得できないので、リストは2018年6月時点のSnapshotです。
記事最後の表の配当と配当性向は実績ベースでリアルタイムで更新されてます。
データはfinbizからデータを取ってきていますので参考程度に。
新興国株は下落中。
ドル高で新興国から資金が逃げているせいか、ADRの株価も下落しているものが多いです。
「高配当化しているものがないか?」というチェックをしたく、普段はマネックスですがSBIまでチェックを伸ばしてみました。
高配当ベスト10 (2018/6/24)
Ticker | 銘柄(英語) | 国籍 | 配当 | PayoutRatio |
VEDL | Vedanta ベダンタ |
インド | 20.47% | |
SBGL | Sibanye Stillwater シバンエ スティルウォーター |
南アフリカ | 17.45% | |
GFA | Gafisa ガフィーザ |
ブラジル | 10.93% | |
MBT | Mobile Telesystems モバイル テレシステムズ |
ロシア | 9.86% | 92.15% |
BAK | Braskem A ブラスケム A |
ブラジル | 8.72% | |
SNP | China Petroleum & Chemical 中国石油化工(シノペック) |
中国 | 7.54% | |
VOD | Vodafone Group ボーダフォン グループ |
英国 | 7.07% | 96.43% |
WBK | Westpac Banking ウエストパック バンキング |
オーストラリア | 6.36% | 81.13% |
SHI | Sinopec Shanghai Petrochemical 上海石油化工(シノペック シャンハイ ペトロケミカル) |
中国 | 6.18% | |
HSBC | HSBC Holdings HSBC ホールディングス |
英国 | 5.41% | 94.94% |
コメントです
表を見ればPayoutRatio(配当性向)が出ていないのは”赤字”と想定することができます。ので
業績悪化 -> 株価下落 -> 高配当化 —–>(減配)
の匂いがするダメ株ばかりですね。
配当性向が100%以内に収まっているのは、ロシアのMBT、英国のVOD、WBK、HSBCの合計4つのみです。
・・・全部持ってます!
(少しですけど、、、、気楽にいろんな国に投資できるADRが好きなんですよね。)
TOP10を見ると新興国株が多いですが、マネックスになかったインドが1社、中国が2社がありました。
VEDL:Vedanta(ベダンタ):インド
インドを中心に事業展開する資源大手企業です。銅・亜鉛・鉛・アルミなど非鉄金属事業と発電事業も手がけています。
ロンドンにも上場していてFTSE100にも採用されている企業です。
主産業である銅の精錬所が環境問題で強制閉鎖に追い込まれて、株価下落中です。ちょっと面白そうですが
高配当2位の資源株シバニエゴールド同様にM&Aが多くて、過去の業績推移や配当がシーケンシャルでなくて、調査しづらいです。
IR見ても配当方針みたいのが無くて、投資できないです。
SNP:中国石油化工(シノペック)
元々国有の中国石油三大企業の1つです。
環境エネルギーを推奨する中国政府に、資源価格も政府の意向もありますし、やはり躊躇します。
SHI:上海石油化工(シノペック シャンハイ ペトロケミカル)
シノペックの子会社で、中国最大級の石油化学メーカーです。
日本の三井化学と提携をしています。そういえば三井化学もPER7.2 / 配当3.4%まで来ています。
こちらはちょっと考えなくないですが、増配約束株でもないですし、低成長株ですし、マイナー株が好きな僕でもあまり惹かれないです。
結局、配当も安定していないものがあり、やはり「新興国株は配当のボラも高い」っと、笑えない感想になりました。
ということで今回は「くたびれもうけ」でした。
下記、全リストです。15分~20分間隔で更新されます。
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