僕は2017年1月から米国株を始めましたが、勉強も兼ねて「好きな米国ETFを12万円~15万円買う!」と決めました。
3年間。36回購入したので振り返ってみます。下記は米国ETFを購入する時に書いた記事です。
購入したETF銘柄
高配当に寄せて、気ままにHDV、VYM、SPYD、VIGを購入していました。
何故か時期によって欲しい高配当株も違い、2017年はHDVが多く、2019年はSPYDが多かったです。結局、気まぐれなんですよね。
Ticker/銘柄コード | 購入回数 |
HDV | 10 |
SPYD | 9 |
VYM | 8 |
VIG | 6 |
VDC | 1 |
VTI | 1 |
JXI | 1 |
総計 | 36 |
損益について ( 2019/12/7 Snapshot)
ドルベースで、36回で購入金額が42744ドルで、月平均1187ドル。
評価益が5374ドル。+12.57% となりました。
今月も買っている含み益がほぼゼロのものも含まれている訳ですから、最高値圏とは言え、やはり強いな。と感じました。
Ticker/銘柄コード | 購入金額(現地通貨) | 評価金額(各通貨) | 損益 ($) | 損益率 |
HDV | 11,369 | 12,797 | 1,428 | 12.56% |
JXI | 1,343 | 1,724 | 380 | 28.27% |
SPYD | 10,972 | 11,259 | 288 | 2.62% |
VDC | 1,401 | 1,598 | 197 | 14.05% |
VIG | 6,783 | 8,714 | 1,930 | 28.46% |
VTI | 1,200 | 1,603 | 403 | 33.58% |
VYM | 9,675 | 10,423 | 748 | 7.73% |
総計 | 42,744.00 | 48,117.99 | 5,373.99 | 12.57% |
同じデータの日本円ベースですね。購入時の平均為替は110.61円/ドルでした。
日本円でざっくり500万円ぐらいの米国ETF資産ができました!
Ticker/銘柄コード | 購入時価格(日本円) | 評価額(日本円) | 損益(円) | 損益率 |
HDV | 1,263,668 | 1,389,554 | 125,887 | 9.96% |
JXI | 157,065 | 187,139 | 30,074 | 19.15% |
SPYD | 1,196,416 | 1,222,561 | 26,145 | 2.19% |
VDC | 158,223 | 173,491 | 15,267 | 9.65% |
VIG | 751,712 | 946,156 | 194,444 | 25.87% |
VTI | 132,457 | 174,044 | 41,587 | 31.40% |
VYM | 1,068,503 | 1,131,753 | 63,250 | 5.92% |
総計 | 4,728,044 | 5,224,699 | 496,655 | 10.50% |
貰った配当金について(税引き)
NISA等も活用していますが、外国税10%もあり、税引き後の配当は下記でした。
この3年で15万です。ちょっと地味ですね。「キャピタルとインカムのバランス」」を考えて納得するしかないです。
貰える配当見込み
2020年は現在の利回りから計算したところ、税引き前で161000円程でした。
米国ETFは増配も期待しています。下記はHDVの過去の配当です。平均増配率は5.83%です。
市場平均-1%前後で5%としても、10年後は税引き前で30万円/年。20年後には58万円ぐらいを期待します。
ルールを決めて置いて良かったと感じる点
毎月ETFを購入と決めても「ETFでなくて個別株が買いたい!」という気持ちになることがあります。
資金に余裕がないときは、個別株までお金がまわりません。
そもそも、「一生持ち続けられる米国ETFを一定割合で購入」と考えたのですから、
「結婚相手(米国ETF)に給料渡しているのに、浮気(個別株)して家にお金を入れないとは何事か!」っと、グっと留まり米国ETFを買う訳です。
ルールを決めていなければ、高配当に振られ、不要にアルトリアやクラフト・ハインツを購入して、予定外に個別株にメンタル病んでいたかもしれません。
逆に「今は株なんか買いたくない!」という気分にもなる時がありました。
急に怖くなって「毎月、株式に10万以上も投資している俺っておかしいだろ!」という気分になったり、
特段の理由もなく「株とか興味ない、買うのも面倒臭い」となったこともあります。
やはりルールを決めてなかったら買い続けませんでしたね。
海外株ポートフォリオが改善
海外株の内、米国株の占める割合を上げる目的がありましたが、なんと8%→74.1%になりました。
ここまでくれば、そろそろ、低パフォーマンス覚悟で非課税の高配当英国株や中国株を買っても良いレベルかと思いました。
過去の履歴です。
海外株が今月初めて4桁になりました。
恥ずかしいけど海外株の中の米国株比率の軌跡2016年末 8%
2017年末 48%
2018年5月 56.2%
2019年9月 72.8% pic.twitter.com/ueUcKNYspD— たかやま@Takayama.O (@takayama70) September 23, 2019
でも結局VOOに負ける
当初からわかっていましたが、高配当ETFは、VOOのパフォーマンスには負けます。
改めて、類似条件でシミュ―レーションしてみました。
・毎月1200ドルを上限にVOOを購入(持ち越しなし)
・月初めの週の月曜日に購入
・2017年1月~12月まで36回購入
結果は下記です。
投資費用($) | 38523.91 |
購入株数 | 157 |
現在値($) | 286.11 |
評価額($) | 44919.27 |
Profit/Loss($) | 6395.36 |
Profit/Loss(%) | 16.60% |
僕の投資が+12.57%で、VOOが16.60%でした。1000ドル以上の利益の差が出ています。
2020年期待できる配当は、現時点での利回りは3.2%と1.88%で約1.3%程度の利回り差が出ます。500万円としたばあいには6.5万円/年の配当金差が出る。
今のところ、配当差額をいれば致命的な差ではないですが、長期に渡れば、株価・増配率を見て、大きな差になっていくと思われます。
インカムを得る目的がなければ、やっぱりVOOで良いというのは変わらないです。
2020年の米国ETF購入について
個別株は手間がかかるので、やはりETF購入は2020年も続けたいと思います。
もう最低5ドルの手数料がないので1111ドル以上に拘る必要がないので、遊び心を入れて、下記でやろうかと思います。
◇予算は6000ドル〜15000ドル/年
◇月末〜月始め600ドルを目処で毎月購入
◇それ以外年7200ドルは「Greed And fears が50以下の場合のみ」利用可能。投資は600ドルを一回の目安。
予定では12回の定期購入と、12回の自己裁量での投資で、投資への興味を維持しながら続けたいと思います。